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学習コラム

【OB・OGが語る!】冬期講習でやるべきことは?共通テスト・大学入試に向けて

カテゴリ:志望校対策
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冬期講習でやるべきことは?
一橋学院OBの現役一橋大生が執筆する学習コラムです。
 
 受験生の皆さん、また冬期講習から受験勉強を始めてみようと考えている高校生の皆さん、日々の勉強は充実しているでしょうか。冬は寒い分、学習のために強力な自己管理能力が必要とされると思います。そんな中、「冬期講習を受講する意義」や「様々な予備校がある中で一橋学院の冬期講習を受けるメリットはあるのか」といったことを本記事では紹介します。
ぜひ日々の学習の参考にしてみてください。
 
目次
■ 第一志望校合格のために冬期講習を受ける意義
■ 冬期講習での最優先は”共通テスト”
■ ただし、一般入試も見据えることは大切
■ 一橋学院の冬期講習の特徴は?
■ 実際の現役時代に受けた講座を紹介!
■ 冬期講習は環境づくりの側面が強い
■ 受験は他者との差別化を意識しながら取り組もう!
第一志望校合格のために冬期講習を受ける意義
 受験生には第一志望合格のために言わずもがな長時間の勉強が要求されます。そういった観点から季節ごとの講習会というのはとても重要な機会であると言えます。その中でも特に私は時期的な観点からも冬期講習は最重要であると考えています。というのも、特に受験生は最後の追い込みをかける時期に当たり、そこでしっかりと勉強時間を確保することは学力の面のみならず精神衛生上も大切であるといえるためです。それどころかライバルのほとんどが冬期講習に参加するでしょうから、参加“しなくてはならない”という側面があることも否めないでしょう。
 また、高校2年生以下の人は冬期講習から予備校を利用しだすという人が多いように見受けられます。意識の高い人はこのタイミングで本格的に受験を意識しだすので、その流れにある意味“乗っかり”ましょう。自分の進むスピード高いレベルのコミュニティに合わせることが大切です。さらに、この時期には実際に受験を控えた先輩の姿を見ることができ、自分の1年後のイメージの具体化にもつながると思います。加えて、ある意味冬期講習への参加は予備校を「比較検討する」機会として“体験入学”できるチャンスという側面もあるのでぜひ積極的に冬期講習に参加することをお勧めします。
国立志望なら冬期講習での最優先は”共通テスト”
大学受験予備校・一橋学院出身の現役の一橋大学大学生が体験談をもとに語る効果的な冬期講習の過ごし方。共通テストを含めて国立志望大学にむけてのお勧め直前期対策講座を紹介。受験へのモチベーションや自習室についても言及。【一橋学院│東京・新宿区高田馬場の大学受験塾】
一橋大学(前期日程)では2次試験に進めば共通テストの点数は圧縮されるが、冬期講習の時期には油断なく共通テスト対策を進めたい。私立大学での共通テスト利用としても有効。
 受験生は何といっても1月に共通テストを控えているのでその対策が最重要課題となります。理想を言えば、共通テストの対策はとにかく過去問や予想問題集を解きまくる、といったものにし、それらを解くのに必要な知識のインプット等は済ませておけるとよいでしょう。特に国語、英語、数学以外の科目は知識の面では完成させておくのがベストです。そして、国語、英語、数学は量をこなし、少しずつ得点を伸ばしていくのが理想です。しかし、あくまでこれは理想像なので焦らないでください。冬期講習はある意味、この理想との差分を補填してくれる役割があり、その講座である程度対応可能だからです。さらに、どちらかといえば対策が間に合っていない受験生の方が大半であり、それを救ってきたのが現在、予備校で教鞭をとっているプロの講師ではないでしょうか。彼らのオリジナルの知見もあり、逆転ケースや逆に失敗ケースなども多々蓄積しているでしょう。そのようなプロの講座を受けることで光明が見えることもあるかもしれません。そういった意義も冬期講習にはあるといえるでしょう。
 共通テストに関してですが、特に現役生は冬期講習期間に一気に得点を伸ばすことは可能です。それを決めるのはやはり冬の間の頑張りです。具体的に筆者は冬の期間に死ぬほど追い込みをかけ共通テストの点数を100点以上伸ばしました。つまり、それほどのインパクトを冬期講習は持ちうるのであり、それゆえに重要であるといえるでしょう。共通テストに関して暗澹たる気持ちを持ってしまうのはわかりますが「苦しいからあきらめる」というマインドは捨て、「苦しいからこそ頑張らなくてはいけない」という強い気持ちをもって励めばここからの成績の急上昇も十分にあり得ると考えます。
ただし、一般入試も見据えることは大切
 一方で、共通テストのみに絞った対策を行うと後々の二次試験に響いてきます。というのも、共通テストは時間と勝負しながら素早く思考していくという側面が強く、この特徴は必ずしも二次試験で受ける問題の特徴とは一致しないことがあるからです。例えば、深く専門的な知識が必要とされる問題や論述を必要とする場合は共通テスト対策だけでは補いきれない側面があります。そのため、冬期講習期間ではそちらの対策も並行して行いたいところです。一橋学院では、冬期講習の講座の中に二次試験に特化したものもあるので共通テスト対策と併せて取るという形が理想だと思います。一方、このことは、冬を共通テストのみにささげることはできないことを暗に示しているというのはわかるでしょう。そのため、早め早めに共通テスト対策を進めていくのがベストです。
一橋学院の冬期講習の特徴は?
 以上の前提知識を持ったうえで一橋学院の冬期講習の特徴を、受験生向けと高2以下の方向けにそれぞれ紹介していきたいと思います。
受験生向けの一橋学院の冬期講習の特徴は大きく分けて

1.「少人数×プロ講師」により他の予備校より圧倒的に「個」を引き上げられる
2.冬期講習+直前講習により本番への助走がつけやすい

という二つが挙げられます。
 まず一点目については、先述した通り、共通テスト対策が間に合っていないなど冬期講習に課題をもって参加する方にとってはプロ講師の知見や経験などが大いに活きることが最大のメリットであると思います。ほかの大手予備校と比べると少人数で講師との距離も近いことから、濃密な対策を立ててもらうことも可能で、ここは他にはない一橋学院の強みといえるでしょう。直前期はみな一様に勉強をしているので、自分の努力にプラスαで講師の引き上げが加わることが差別化要因となるでしょう。
次に二点目については、実は一橋学院では共通テストの後の1月中旬から末まで直前講習というものがあります。これは二次試験に、より特化した講座で本番に向けて最後の打ち手となる講座です。メリットとしてはやはり、直前にしっかりと対策をとれることが大きいと思いますがあえて、それ以外のものを追加で挙げたいと思います。私が考える直前講習のメリットは、ともすれば共通テストの燃え尽き症候群を発症してしまうかもしれない時期の「リズム」を崩さない役割です。というのも、この時期は一つの目標を越えて少しだけ心理的に余裕ができる時期でもあります。そのため、勉強時間が減ったり中には息抜きで遊びに行くといったりということもやってしまいかねません。そんな中でこの講座をとることでその時期に半強制的に自習室に向かうきっかけを作りましょう。この講座は二次試験の最後まで走り切るための最後の打ち手となりうると考えます。
 また、追加で一橋学院の冬期講習の料金体系では「定額制」というものがあり、一定金額払えばそれに応じた個数の講座がとり放題というシステムもあるのでぜひ活用してください(高3、高卒生は金額に応じて上限があるので注意してください)。
ここからは高2生以下のメリットを紹介していきます。

それは、

1.苦手、難単元の強化
2.共通テスト対策

の2つに分けられるでしょう。
 まず、一つ目については、ライバルがまだ本格的に走り出していない場合が多い中で、集中的に自分の課題と向き合うことで今後の戦いを有利に進められることが大きいです。一橋学院では英語の「長文の読み方」や数学の「確率、数列、ベクトル」などテーマに応じた講座を取ればやりたい単元を強化できます。さらに基礎基本からある程度応用科目にも取り組めます。例えば東大・一橋大、早慶の対策講座もあり、レベル感を知るという観点からもこれらの講座を取ってみるのも良いでしょう。
二つ目については、「なぜ共通テスト対策?」と思った人もいると思いますが、冷静に考えたとき、共通テスト同日模試の存在を忘れてはいけないと思います。これは様々な予備校で実施しており、その年の共通テストを受験生とほぼ同じタイミングで受けられるので機会があればぜひ取り組んでほしいです。そして、このテストをできれば、無策で受けるのではなく、対策を取ったうえで受けることをお勧めします。というのも、何も知らずになんとなく受けてみるのではなく、対策を取ったうえで臨んだ方が「効果的」であると考えられるからです。なぜかというと、対策をとると、おのずと自分の現状と課題感がある程度わかった上で受験できるので、テストに対する意識やテーマ感が向上するからです。そのため、一橋学院である程度共通テスト対策をしたうえで受験するのは一考に値するかと思います。
 さらに、高1・2生は現在、校外生に関しては1講座無料で受けることができ、また、定額制で受講した場合には無制限に講座を受講できるようになっています。自身を振り返っても、受験学年の前にこのような経験ができたらより良かったと考えます。とても良い機会だと思いますので、興味がある場合にはまずはパンフレットを入手したり相談をしてみたりしてはいかがでしょうか。
実際の現役時代に受けた講座を紹介!
 ここからは実際に筆者がとっていた主な講座を紹介します。何を隠そう私は他の生徒と比べても多めに講座を取り、冬を乗り切りました。そんな私がおすすめする講座を2つほど紹介します。1つ目は共通テスト数学Ⅰ・Aになります。実は私自身、数学に課題を感じていたためこの講座を取ったのですが、ここでは衝撃を受けました。というのも、共通テストを周りと比べながら解く機会が今まであまりなく、周りとのレベル感の差をそこで生々しく感じ、愕然としたからです。ここで一段、意識が高まり、気合が入ったのを覚えています。2つ目はリハーサルテストです。正確には一橋大のリハーサルテストですが、ここで最後の確認を行いました。この講座で久々にプライム生の仲間と顔を合わせることとなり少し安心したのを覚えています。この講座は1月末と2/1に取りました。定額制だったためほかにも志望校・併願校に合わせた講座を取ることができ、みっちりと対策をしていきました。
冬期講習は環境づくりの側面が強い
 私が大量に講座を受講したのはひとえに、勉強特化の環境づくりのためでした。先述しましたが、冬期講習は最後の追い込み期間であり、共通テスト後は学習リズムが乱れる期間でもあります。そういった期間に安定して勉強し続けるためには、登校する理由をあらかじめ用意しておき半強制的に学習環境に身を置くとよいでしょう。私にとってはその理由が冬期講習の講座でした。加えて、これは一橋学院の隠れたメリットの一つだと思うのですが、大手予備校などと異なり自習室をほぼ確実に利用できます。常設の自習室以外にも空き教室が解放されることもあり、席がないことはほぼあり得ません。実は、筆者はそれを利用して自習室を転々とし、環境を変えることでマンネリ化防止も行っていました。さらに特に常設自習室は環境がとても良いです。ここだけの話ですが良い椅子を使っており疲れにくいです。また、個別に区切られているのでかなり集中して勉強できます。
受験は他者との差別化を意識しながら取り組もう!
 以上のように、大学受験において冬期講習は重要であるということが理解できたかと思います。大学受験は人生を左右するインパクトがあると考える人も多く、その分みな必死で取り組んできます。そこで他者に先んじて対策を行ったり、よりプロの力を有効に使ったりして他者と差別化して勉強に取り組むことが、差をつけるという観点からとても重要です。先述のとおり、一橋学院にはその用意があります。
 一橋学院では経験豊富な講師・プロチューターの指導で、効率的・効果的に受験対策を進めることができます。良質の少人数教育により、受験生一人ひとりの志望状況に合わせた合格戦略を構築し、それぞれの生徒を「いちばん行きたい大学へ」と送り出しています。

冬期講習の詳細は↓
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